従来の人材育成では、「弱みの克服」や「やる気・向上心への自己啓発」が重視される傾向にあります。こうした人材育成では、とかく問題思考型に陥りやすく、人材の「強み」を見落としがちになります。また、日常的に人の「弱み」は目につきやすいものですが、「強み」への理解はあいまいなことがしばしばです。これらが積み重なり、人材と仕事のミスマッチや方向性の定まらない人材育成となり、「人を活かせない」最大のむだが生まれます。
個々の「強み(才能)」に着目しない。
長い時間を要する場合があり、その間「できていること」に無関心になりがち。
仕事が楽しいと感じられず、モチベーション・効率が低下する。結果、コミュニケーションの悪化・成果低迷・成長不振につながる。