米国食品安全強化法/HACCP/フードディフェンス情報
FSSC 22000や食品セクター規格への取り組みを検討されている多くのお客様が、PRP(前提条件プログラム)に対してどのように対応すべきかについて、事例の紹介や、考え方のアドバイスを希望されています。
このようなお客様のニーズにお応えするPRP現状調査についてご紹介します。
現状調査とは
FSSC22000や食品セクター規格の認証取得をご検討のお客様を対象に、次の事項を実施します。
①PRP要求事項への適合性を確認するためにサンプリングで現場視察やヒアリングを行います。
②現場視察やヒアリングを通じて得た情報を整理し、対応策をまとめ報告書として貴社に提出します
ご支援の特徴
●FSSC22000の認証取得支援実績のある担当者が訪問し、過去の経験をふまえて現状を調査します。
●要求事項に対する課題が明確になることで、対応の優先順位が明確になります。
●適合性の判定が難しい場合は、当社内で情報交換を行い、見解を示します。
お客様から頂くご質問の例
現状調査の際にお客様から頂くご質問について、ISO/ TS22002-1を例にご紹介します。
ISO/TS22002-1 | 内 容 |
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4.3項 | 敷地への出入りが自由な状態であるが、どの程度の管理が必要か |
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4.3項 | 駐車場・敷地に水溜りが発生するが、どの程度の管理が必要か |
5.7項 | 非食品(薬剤など)は、どのようなものが対象で、どの程度の管理が必要か |
7.4項 | 汚水配管が加工ラインの上を通っているが、どうすれば良いか |
8.3項 | “製品接触面”とは、どこまで対象として考えておけばよいか |
9.2項 | 供給者の評価方法について、ISO9001の仕組みが使えるのかどうか |
10.2項 | 今のゾーニングで問題がないか |
18.1項 | フードディフェンスはどの程度の管理が必要か |
ご支援の流れ
訪問時のスケジュールは、貴社のご要望にあわせてカスタマイズします。
◆「1日」で現状調査を行なうスケジュールの例
時 間 | 内 容 |
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9:00-9:30 | 1.当日のスケジュール、進め方の確認 2.工場概要ヒアリング 組織体制、各部門の役割、取扱い製品、 原材料受入れ~最終製品出荷までの大まかな流れ、 アウトソースの内容などを確認 |
9:30-11:00 | 3.施設周辺の視察、及びヒアリング 外部から敷地へのアクセス方法、敷地の管理の状況、 及び敷地内の施設・設備等を中心に確認 4.倉庫の視察、及びヒアリング 施設構造、使用設備等を中心に確認 |
11:00-12:00 13:00-15:30 | 5.生産施設・設備、衛生施設を工程順に視察、 及びヒアリング 施設構造、使用設備(生産ライン、ボイラー、 コンプレッサー、給水・排水、給気・排気、 衛生システム等)を中心に確認 |
15:30-16:00 | 6.報告会(調査結果の要点を口頭で報告し、 報告書は後日提出) |
※敷地の規模、ライン数によっては、2日以上の訪問を要することもあります。
※6.の報告会は、日をあらためて後日、開催することも可能です。
※「現状調査」と「PRP概要セミナー(オプション)」を行なうことで、
要求事項に対する理解が深まり、お客様にとって大変効果的です。
※PAS221、PAS222、ISO/TS22002-2、ISO/TS22002-3については、
上記スケジュール例を参考にし、カスタマイズしご提案差し上げます。