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ISO9001とは


ISO/TS16949は、ISO9001に自動車産業における特有の要求事項を追加した専用の規格です。自動車産業界のセクター規格には米国のQS-9000、ドイツのVDA6.1、フランスのEAQF、及びイタリアのAVSQがあり、これをグローバルに一本化することを目指して開発されました。 ISO9001の要求事項(138 shall)とほぼ同数の自動車産業特有の要求事項がプラスされ、それにコアツールを代表とする顧客固有要求事項も満たしていく必要があり、タイトな規格です。また、審査登録制度も二者監査的な視点での審査、データの蓄積期間を1年求めるなどISO9001に比べて厳しいと言えます。

支援の方針・特徴


ISO/TS16949の取得を検討される企業は、既にISO9001認証取得している企業がほとんどです。自動車業界の場合、単にISO9001要求事項を満たしているだけでは顧客が求める管理水準には到達していないことが多く、ISO9001よりも高いレベルで管理されていることが一般的です。そこで、現状における管理状況をISO/TS16949とGAP分析をすることで何をするべきかを明確にしてから認証取得活動のスケジューリングをします。主に、ISO9001では、曖昧になっているプロセスアプローチの改善、外注指導方法・コアツールの知識取得・実行のご支援をさせて頂きます。

認証取得の流れ・標準日程


取得のメリット/直近の動向


(1)海外自動車メーカーや部品メーカーとの取引が有利になる手助けとなります。

(2)サプライチェーンにおいて開発と一貫性のある共通品質システムアプローチが採用出来、品質及び生産性向上につながります。

(3)目標達成の仕組みが強化され、達成度合いが向上します。

(4)自社の弱いプロセスが明確になり、強化活動の重点が明確になります。

(5)不適合品発生防止と、手直し品・廃棄物削減を強化し、継続的改善活動に注力する姿勢を明確にします。

(6)複数顧客の要望に都度応じて審査を何度も実施する事態を避け、時間とコスト削減につながります。

コンサルティング実績


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