2015.02.04 | |
株式会社コーリツ 様 | |
●プロフィール | |
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当社は、マニュアルトランスミッション、エンジン、および足回り部品を製造している会社です。
特長は、素材から切削や研磨、熱処理、溶接、そして組立と一貫して生産している点です。創業時は研磨からスタートし、お客様の要望に応え、様々な加工技術を導入してきました。
社員数は約260名で、生産拠点は磐田市内に2工場、インドに1工場の計3工場です。主な取引先はスズキ株式会社様・NTN株式会社様です。
(鈴木克彰様) 昨年・一昨年と、取引先であるスズキ㈱様の幹部候補生研修の中でマネジメントゲームを受講し、「もう一度、受講してみたい」と考えていました。
その時、米良さんのメルマガで紹介があり、社内のグループ長・グループリーダーから、過去にマネジメントゲームを受講したことがある者を中心に参加者を集めました。
(鈴木教修様) 以前、スズキ㈱様での研修を受講した時、経営に関する数値の意味が分からなく愕然としましたが、今回、本を読むなどをして参加したことで、理解が深まり、とても有意義と感じました。また、改めて機械や人など経営資源を活用させることの重要性を感じました。
(田村様) 数年前に受講した時は計数管理が中心で「経理って大変だな」という漠然とした印象だったのですが、今回はどの様にしたら利益が出るのかなどの「経営」を意識した視点で受講できたと感じています。
(鈴木克彰様) 今回の研修の中で最も感じたことは、他社との競争や市場の状況を踏まえて考えないといけないということです。当然、目論見どおりにはいかず、その場面ごとでの意思決定の難しさ、そのための情報の必要性を痛感しました。
今回参加した製造部門の者たちも、経営資源を活用することの大切さを感じたと言っていました。また、「会社が簡単に機械を導入しない理由が分かった気がする」と感じた者もいます。技術力を上げれば良いことは分かっていても、利益も考えなければ簡単に投資できない、そういった経営の難しさを知ってもらえたことはとても大きいです。
また、研修後、参加者の中には数値を踏まえ社長にプレゼンした者もおり、研修の効果を感じています。
今回、これからのコーリツを担うであろうメンバーで参加させていただきましたが、このメンバーで参加できたのは良かったと思います。みな高い意識を持って参加してくれたので、こういったメンバーを社内に増やしていきたいです。
全ての役職者には、「品格」「管理監督スキル」そして「経営的視点」が必要と考えています。このうち「経営的視点」は、今回のような研修など通じて養ってもらい、仕事にあたってもらえればと思います。
今後、働きやすく活気がある会社、付加価値を生み出す創造的な職場のもと、皆がベクトルを合わせ一丸になって進んでいける会社にしていきたい。そこに、今回の経験を活かしていきたいです。