2014.03.07 | |
三共鋼業株式会社 様 | |
●プロフィール | |
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当社は、自動車部品を製造しています。主にトヨタ系のメーカーがお客様です。
当社では、プレスから樹脂成型、組み立てまで「一貫生産」ができることを特長としています。
また、「提案営業」ができることが大きな強みだと考えております。お客様の要望をお聞きし、図面などを受けながら、最適な部品について提案・提供しております。「お客様と一緒に創りあげていく」を大切に考えています。
管理職・管理職候補に、経営の数字の部分への理解をもっと深めてもらいたいと考えており、社長からもよく話が出ていました。これまで「経常利益」「損益分岐点」など耳にはするけれど、具体的に何を指すのかピンと来ていなかった感じです。
過去にも税理士の先生に来てもらって、決算書の読み方など勉強したことがあったのですが、
専門的な用語もありなかなか馴染んでこなかったんです。
そのタイミングで、お客様経由でカムイブレインスコンサルタントさんの「マネジメントゲーム研修 体験コース」の案内をいただきました。そこに2人で参加して「これは使える!」と感じ、今回の実施に至りました。
まず、楽しんで学べるのが良いですね。 今回は3期でしたが、「4期目・5期目とやってみたい」という声も聞こえました。アンケートでも「満足」「また挑戦したい」という回答が多かったです。参加者の満足度は高かったです。
具体的には、「経常利益」「損益分岐点」「固定費」など経営に関係する数値が何を指すのか、とても分かりやすく学べたと思います。参加したみんなも、それらの意味を理解できたのではないでしょうか。
また、シミュレーションではありますが、自分が社長となり会社を経営したことで、これまで社長が伝えようとしていたことが少しでも分かるところがあったかなと思います。なぜ社長が繰り返し「人財のこと/費用のこと」を言うのか。とくに、「固定費」についてです。固定費は売上があってもなくても発生する費用で、そこには人件費や設備投資が含まれます。だから、人が遊んでいる・設備が動いていないのは現状維持ではない、損失であるということが、この研修を通じて分かってもらえたかなと思います。
私たち自身も、体験コースを受講し、今回は参加者へのフォローの立場として客観的にみることで、とても理解が深まったと感じています。
参加した皆さんには、今回の研修を、是非実務へ活かしてもらいたいと思います。
支援を受けた感想ですが、最初に会社規模や設備状況をよく見ていただき、弊社の現状にあった助言をいただけたことが非常によかったと思います。取得の経緯でも申し上げましたように、当社は定期的な顧客監査を受けており、FSSC22000取得への下地はある程度できていましたので、いま一歩、何が足りてなくて、何が欠けているのかを適切に教えていただいたという感じです。また、顧客監査での要求に対してFSSC22000の管理によって対応できる事項も多く、今回の取り組みはお客様の信頼を深くしているのではないかと思います。
活動中に心がけたことは、とにかくコンサルタントに言われたことは必死になって取り組むということでした。そして苦労したことは、新しいルールを定着させるということでした。新しいやり方を設けたり、従来のやり方を変えるにあたっては社内セミナーを開催したり、個別に話をしたりとFSSC22000の考え方について粘り強く説明を繰りかえし理解を求めることをいたしました。現在では、各々の作業レベルでハザードポイントを意識した動きが自然とできるようになったと思います。これは、FSSC22000の考え方が浸透したことによるうれしい変化だと思います。
より安全な製品を提供する為には、まだまだ改善が必要だと考えています。FSSC22000を活用し、そのような課題を一つ一つ解決して更なる品質のレベルアップを図りたいと考えています。今後も、お客様に常に「安全」で「安心」な製品をご提供していくために努力をいたします。
最後に、カムイさんには、大変感謝しています。他社がFSSC22000を取得したいというならば、迷わずカムイさんをお勧めします。ありがとうございました。