2011.05.09 | |
株式会社ウェルテック伸栄 様 | |
●プロフィール | |
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当社は、自動車部品の板金部品プレス、溶接加工を事業としております。製品点数でいくと500点以上を取り扱っています。
これから会社を発展させていく上で、ものづくりの基本である「品質の良いものをつくる」を、改めて見直していこうと考えました。製造業で大切とされているのは「品質」「納期」「コスト」の3つですが、その中でもお客様が最も注目するのは「品質」です。そして、お客様が外注先に本当に求めているのは、品質からくる『安心感』だと思います。そう感じてもらうためには、社内で「決めごとを決め、それを守って仕事をする」という、シンプルですが本当の意味での徹底が必要になると感じました。それを達成するためにISO9001は最適なツールと考え、取得に向けた活動を決めました。
カムイを知ったのは、金融機関からの紹介です。コンサルタントの藤田さんと営業の尾方さんが来られて、最初の印象からお願いしていくことは決めていました。「第一印象から決めていました!」みたいな感じでしょうか(笑)。 コンサルタントの藤田さんは製造業での経験も豊富で、大企業的でなく、かといって小規模的でもなく、当社の実状に合った形で進めてくれたと思います。また、ISOの形式だけでなく、業務の中で必ず身になることを含めて教えてくれたところも良かったです。
社員一人ひとりの、仕事に対する捉え方が変わってきたと感じています。これは、ISO9001だから品質、ということではなく、仕事全体にいえることです。たとえば、「何かを改善したい」と感じた時に、これまでは周囲との立ち話程度で話をし、実現に向けた活動もしないままに終わっていったことが多かった。認証活動を通じて、そのようなことがあると、「どう実現していくか」を考え、そのためにどのようなメンバーを集めるか、どのように進めるかを考え、行動していけるようになったと思います。“やりっ放しにならなくなった”というのが大きいです。
まだ取得したばかりなので、まずは社内での定着を目指していきます。先ほどお話したような認証活動の中で社員に変化がみられるようになったことは、定着の1つであると考えています。その後、定着からステップアップを考え、さらに上を目指していきたいと思います。