１９６２年に創業、１９８９年に法人化いたしました。従業員は私と息子の２名です。自動車のトランスミッション部品、特にシャフトの切削加工、およびギヤの前工程を扱っております。
強みは、切断から加工まで一貫でできるということですね。品質の面では、クレームはほとんどありません。それから、仕事の小回りが利くというのも長所だと思います。休みの日でも、部品が不足すれば対応しております。

“今までよりも良くなろうと思った”からです。親会社がＴＳを取得して、弊社にもＩＳＯを早目に取るよう、４～５年前から勧告があったというのもあります。弊社もしばらくは大人しくしておりましたが、そのうちこの業界でＩＳＯを取得していることは当たり前になってくると思います。

今までＩＳＯの主旨が全く分かりませんでしたが、だんだん分かってきました。ひとまず１年かけて取得できましたから、少しずつでも良い方向に変わっていけたらと思っております。何せ２人だけで回しているので、仕事が忙しく、なかなかＩＳＯに取り組む時間が持てませんでした。コンサルタントが来てくれると、それに合わせて思い出して進められたので、それも良かったと思います。

今後、仕事が増えても、今のところ人を増やすつもりはありません。仕事を教えなければなりませんし、品質等で問題が出るかも知れないからです。むしろ設備投資の方が有効だと思っています。とにかく、引き続きクレームをより少なくしていくことが目標です。