総合建設業を行っております。創業は約５０年前で、従業員は１５名です。
創業者である父の代から、公共事業主体で活動しております。当たり前のことですが、決められたことをきちんとやるということ、そして、より良いお客様と取引するということに心がけております。

世界的にグローバルスタンダードが叫ばれるようになって参りました。建設業の道しるべとして、これからはそういう基準で会社のレベルを理解してもらいたいと思いました。

まだ取得したばかりで結果は出ていませんが、活動していくうちに、書類を管理することを覚えました。例えば、以前は何か変わったことがあっても頭の中に記憶しているだけでしたが、ＩＳＯに取り組み始めてからは、書面に残すようになったということです。そのおかげで、いわゆる“こうなってしまった”という考え方から、“こうなるんじゃないか”という事前対応に変わったので、予防ができるようになり、同じ間違いを繰り返すことが少なくなったと思います。

活動開始当初は、弊社の改善点を（一方的に）アドバイスされるのかと思っていましたが、違いました。活動していくうちに、あとで分かったのですが、やはり、ＩＳＯは形式的にやっても、理解していないと回りません。そういう風に指導していただいて良かったと思っています。

「求められる建設工事を、安全かつ確実に行うことにより、社会に貢献します」という理念を打ち立てました。これは先代から受け継いだ考え方ですが、公共の仕事が多いですし、事故が多い業種なので、より良いものを提供し、安全に心がけ、事故を最小限にとどめることによって、皆様に貢献して行きたいと思います。