笑顔の効用

 親しい間柄だろうとなかろうと、ほほ笑みかけられるととても嬉しいものです。容姿に関係なく、笑顔が素敵な方と接していると、幸せな気分になります。例えば、小売店や飲食店でそういう店員に応対されると、この店に来て良かったなと思います。仕事でしておられるとはいえ、さすがだなと感心します。その度に、自分もそうありたいなと思います。

 考えてみると、顔の表情というのはとても不思議なものです。顔には30以上の筋肉があり、無表情の時でさえ、その顔を“作っている”と言われています。そのメカニズムについてあまり専門的なことは分かりませんが、それだけの筋肉があるからこそ、人は様々な表情を作り出し、その時々の感情をメッセージとして絶妙な形で伝えることができるのだと思います。言葉だけでは十分伝わらないものって、確かにありますよね。人と会わずにコミュニケーションを取る技術が発達したこの時代に、Eメール等で「(笑)」という表現や顔文字を使うことがはやるのも、うなずけます。

 ところで、人はいつ笑顔を習得するのでしょうか。乳幼児は生後1ヵ月半ごろから、顔を見たり声を聞いたりすると笑うようになりますが、どうやらそれは、親の愛情を受けやすくなるために、本能的にしていることのようです。言い換えれば、人は生まれつき笑顔を求めていると言えるのかもしれません。もしそれに対して親が何もしないと、子供は笑ってもムダだということを、やはり本能的に悟って、くすぐっても何をしても笑わない子になってしまうそうです。そういう話しを聞くと、人間関係について考えさせられます。表情によるコミュニケーションも言語と同様、人生の初めのうちから、経験を通して学んでいることなんですね。

 大変興味深いことに、笑顔でいることが健康のためにも良いということが科学的に実証されています。気持ちに関係なく、笑う“しぐさ”をするだけでも体内で電気信号が生じ、その刺激を受けた脳下垂体は、エンドルフィンという良い気分にさせる脳内科学物質を分泌する、ということが分かっています。人体って、何てうまくできているんでしょう。

 ビジネスにおいてもプライベートにおいても、プラス思考の方は、いつでも前向きに行動しておられ、いつでも笑顔です。そして、笑顔は潤滑油として、本人と周囲の人両方に良い影響を与え、良い循環をもたらします。ですから、嬉しい時の自然な笑顔だけでなく、疲れている時やストレスを感じている時こそ、笑顔でいるように心がけたいと思います。

(^-^) (^o^) (^_^;;


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