第27回 「新しい期を迎えて」 (2005年9月)
平成8年8月に創業して9年を経過しました。いよいよ今期は念願の10年を迎えることになり、弊社を支えていただきました皆様に心から感謝申し上げます。
9年間を振り返ってつくづく思うことがあります。我社がここまで存続してこれたことは、飾り事でなくお客様に良くしていただいた結果だと思います。大変な時に限って、ご紹介していただいたり、新たな契約をいただきました。まるで外海が荒れている時に港や船を守る防波堤のようです。
世の中の会社には、規模が大きくなってお客様から遠ざかってしまっているところも見受けられます。余力があるうちはなんとか凌げるかもしれませんが、いずれは存在価値を失っていく運命にあります。陳舜臣氏著の「小説十八史略」を見ても、栄枯盛衰の原則があるようです。他の王朝を滅ぼした王朝が政治を顧みない等民からの指示を失い短命に終わる歴史を繰り返すさまは、何か人間の性を感じさせます。一方、長期政権を築いた宋王朝では、武人出身にもかかわらず文治を優先して、「朝議では人を殺さず」などしっかりとした方針が歴代の皇帝に受け継がれていたようです。勢いで王朝を打ち立てたところとのビジョン及びシステムの違いが窺われます。やはり原点が大事ですね。
我々もお客様いただいたご支援を更にサービスを磨いてお返しできるように研鑽して参ります。原点に立ち返って社員一同謙虚な気持ちで今年度取り組んで行きたいと思います。
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