社長のコラム

第26回 「平成17年を迎えて」 (2005年1月)

 明けましておめでとうございます。本年も研鑽を積み、ますますサービスの向上に努めてまいりますので、旧年中と変わらないご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 新潟の震災や台風等で被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。くれぐれも健康に留意され、一日も早く復旧されますことを心からお祈りいたします。

 昨年の新潟中越地震や台風災害を見ますと、局所的に大きな被害が出ている傾向があります。経済も回復傾向(近頃低迷感が出てきていますが)ではあるものの、地域、業種においては、大きな格差があり、災害と同様に局所的である感じがします。以前の景気回復においては、多少なりともあらゆる業界に恩恵があったように思いますが、今では景気が回復したと言っても、恩恵が全くないどころかマイナス傾向が止まらないような業種が多々あります。これは、人々に必要とされている市場としての期間が短くなり、必要とされなくなる市場へと早く移行してしまうからだと思います。

 このような中で、我々は現在の顧客の要望を満たし、顧客第一主義を徹底した形で経営のシステムを改革していくことは当然として、同時に将来の糧ともなるべき種を育んでいかなければなりません。将来の種は一朝一夕で育つ者ではなく、将来を見据えて取り組んでいくことが求められます。

 例えば、経営資源で一番大切な「人」で見てみると、よく、好き嫌いで昇進昇格させる会社があります。松下幸之助翁がおっしゃるように、「70%できれば任せられる」という将来を見込んでの昇進昇格はうなずけます。しかし、客観的にその人のスキルを判断しなければ、大きな弊害を生むこともあります。

 従業員個々で見ると、リストラの影響か「遊び」がなくなっています。いろいろな本を読んだり、多芸ぶりを発揮するような方が少なくなってきた。仕事の中にも「遊び感覚」を入れるなどしないと長続きしないものです。自分の将来を見据えて自己啓発が大切です。

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