第12回 「変革していくためには」 (2002年1月)
ISO認証取得コンサルティングや審査活動を通じて感じる事は、ISOを自社にとって有効なツールとして活用している企業とISOに振り回されていたり、晴れ着のようにお飾り的なものになっている企業との差が非常に大きい。
現在のように受注状況が厳しく、競争が激しい中においてISOを有効な企業変革ツールとして企業利益の創出に使うことと単に固定費(ISO維持費用やISO審査費用等)にしてしまっているのではますます差が広がっていくのではないかと心配になります。
このようなことがなぜ発生するのかの代表的な要因として以下のような事が考えられます。審査員及びISOコンサルタントで本当の経営を知っている人が少ないため経営よりもISOが優先される指摘及び指導になってしまう。
企業側では、ISOをどのように使っていくのか認証の目的がない、または曖昧。特に、ISOシステムを構築する企業にとっては、永続的にISOが薬にもなるし毒にもなりますので、ISOを有効に活用して企業様の共通点を掲げて、自社と比較してみて改善し、有効なツールに仕立ててもらいたいと思います。
なお、今年から来年に掛けてISO9000sは、1994年版から2000年版に移行していく企業が多いと思いますので、この機を是非活用してみたらいかがでしょうか。
《 ISOを有効活用している企業の共通点 》
1.経営者
@ISOをどのように活用していくか明確である。
A自社にとって必要なこと効果的である事をISOを使って行なう。
BISOのマネジメントシステムが良いと感じている。
C効果がでるまで粘り強く辛抱している。
D経営者の方針を社内に周知している。
EISOを経営システムとリンクさせている。
2.推進責任者(管理責任者)
@経営者の考えを理解してISOを使っている。
A飴と鞭を使いながら社内にISOを浸透させている。
BISOに対する信頼・期待を持っている。
C自分が率先してISOを実行している。
D審査員を自分の代弁として利用している。
3.幹部社員
@まずはやってみるという気持ちを持っている。
AISOの効果を感じている。
BISOを実行する上での問題点を改善している。
上記の反省のもと私どもISOコンサルタントとしてISOを経営にリンクさせ、ISOの問題点を改善し、より効果的なサービスを向上させていきます。
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