ISO9001認証:笠間発條株式会社
代表取締役社長 笠間均様


住所:静岡県島田市岸町726

会社概要について・・・

 計器各種メーター用、家電機器用、音響機器用、燃焼機器用、エレクトロニクス部品用、各種精密機器用の、コイルスプリング、ワイヤースプリング、板バネ等を製作しています。創業49年、従業員35名です。

会社の特徴・強みは?

 スプリングというものは、マシンさえあれば8割方できてしまう製品です。私共は、できるだけお客さまの隙間に入り込んで提案しつつ、設計の段階から、お客さまのニーズに合ったものを作るよう心がけております。それが、私共が生き残っている最大の理由ではないかと思います。

ISO9001に取り組んだ理由は何ですか?

 本音は、取引先の要求です。最終部品が自動車メーカーに行くので、取得の必要が生じて来ました。実際、たまにメーカーの方が工程監査に来られることがあり、少工程・高品質が求められます。つまり、求められているのは、規格認証ではなく、効果です。製品の品質UPはもちろん、社内の効率を上げたいという思いで取り組み始めました。

ISO認証の効果はありましたか?

 ありました。従業員の意識向上が明らかになったのは、基準を設けたおかげで、今までこちらから言わなければやらなかったことを、従業員自ら積極的にやってくれるようになったことです。例えば、社内不良、外注不良等の報告がそれです。パートタイマーでさえ、各人の目標を持って仕事ができるようになりました。

ISO認証のデメリットは?

 デメリットと言って良いかどうかは疑問ですが、1つに、優先順位の問題があります。例えば、ISO関係で会議がある時間帯に、急ぎの仕事があったりすると、仕事かISOかというジレンマに陥ることがあります。もう一つは、製品不良が目に見えるようになってくると、不慣れなせいか、“自分が出した不良品”というイメージが強くて、関わった従業員が落ち込むことがありました。でも、長い目で見れば、それがメリットになっていくと思います。

今後どんなことに取り組んで行きたいと思われますか?

 まず、ISO9001が取得できましたので、これからは弊社なりの帳票類の改訂を行い、省けるものは省いていきたいと思います。そして、何よりも定着させることですね。また、近いうちに環境ISOにも取り組んで行きたいと思います。

さらにご意見等ございますか?

 ISO審査の際に、審査員の方から、完成品の質だけでなく全体の流れを改善していくことが大切だとアドバイスをいただきました。そのためには、従業員の継続的な教育が必要です。

ありがとうございました。

≪ クライアント様インタビューへ戻る