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ISO9001/14001同時取得:株式会社 小出製作所
常務取締役 竹村秀世様
住所:静岡県磐田市森本1045
企業概要について・・・
ダイカスト(溶かした金属を、圧力をかけて金属製の鋳型に注入する鋳造法)用金型、鋳造用金型を製作しています。自動車や二輪のエンジン周りの部品の金型です。従業員は現在86名おります。
企業の特徴・強みは?
基本的にトランスミッションケースやシリンダーヘッド、シリンダーブロックなど、大物ダイカスト製品の金型に特化しています。重さ30トンまで対応できます。
ISOに取り組んだ理由は何ですか?
2000年11月にISO9001と14001を同時取得し、昨年(2003年)9001:2000に改訂いたしました。わたしたちの製品は一品一様で、ひと型ずつ設計し製作しているため、ちゃんとしたマニュアルがありませんでした。一つ作るごとに、その製品の品質が問われるわけです。また、産業廃棄物とは何か、それを出さないためにはどうしたらよいのかが分かりませんでした。従業員一人一人に環境意識を持たせたいと思いました。
ISO認証の効果はありましたか?
ありました。会社全体の体質改善が図れました。まず、工程を見直して作業を標準化して、マニュアル化するところから始めました。弊社オリジナルの規定、手順書、作業指示書など、今までになかったものが揃い、それに従ってお互いに指摘し合えるようになりました。顧客や納期に対する考え方が変わりました。お客様との打ち合わせでできた仕様の大切さが分かりました。
ISO認証のデメリットは?
最初は書類が多すぎました。しかし、それはムダを省くことで改善されました。今年の4月に、品質マニュアルと環境マニュアルを統合し、すべての国際規格を織り込んだ、小出製作所マニュアルというものを作成しました。それで審査にも対応しました。また、ムダを省くことの一環として、できるだけ紙を使わないように、連絡はメールで行ない、書類はデータ化して文書管理ソフトで管理するようにしています。
今後どんなことに取り組んで行きたいと思われますか?
わたしたちは、鉄鉱石、電気という資源を外部から買って仕事をしているわけです。わたしたちがミスを減らすことが、環境のためになる、と最近考えるようになりました。そのことをずっと続けていきたいと思います。また、ISOの中で小出に必要なもの、必要でないものを分けて、必要なものを重点的に行ない、必要でないものについては、その理由を明確にして行きたいと思います。
その他に何かコメントはございますか?
一般的によく見られる傾向として、ISOを運営するのは係長、課長クラスで、下役たちは"やらされている"ということがあります。弊社では今年1月から、小出活動板という掲示板を設置して、個人の1年の目的・目標を全員に提出させ、毎月入れ替えて掲示するようにしました。レベルの高い人は高い人なりに、低い人は低い人なりに、みんな自分で出した結果によって評価されるので、個人のレベルアップができます。
ありがとうございました。
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