農業マネジメント講座受講:
いちごとメロンのピーターパンハウス 代表 中井功様


〜作り手の笑顔が届くいちご作り〜

住所:静岡県掛川市大渕3365

事業所概要について

 いちごの栽培及び販売を行っております。創業は1978年で、県の“ふるさと活性化事業”で援助があり、1990年から観光(いちご狩り)を始めました。従業員は9名で、うち1名はろう者、4名はパートタイマーで、繁忙期のみの雇用です。ちなみに、「ピーターパンハウス」という名前は“ひらめき”です。今思えば、お子様たちにも親しみやすく、良かったのではないでしょうか。

事業所の特徴・強みは?

 3種類の品種を栽培しております。1つ目は「章姫(あきひめ)」といって、酸味がなく、柔らかいもので、お子様たちに人気があります。2つ目は、味が濃く、実がしまっている「紅ほっぺ」、3つ目は実が大きな「アイベリー」です。

 作業としては、実がない時は木の生長、ある時は実の生長を促す、ということの繰り返しです。水をやると、いちごが6〜7割吸いますが、吸った量によって次にやる肥料や水の量を決めます。すべて人為的です。いちご農家は大抵、小さな実を付けないように余分な花を取りますが、より良いいちごを作るために、私共は他農家よりも多く取っております。

 また、1993年から高設栽培を始めました。いちごが高い位置になるので、車椅子の方でも、そのまま入園していちご狩りを楽しんでいただけます。いわゆるバリアフリーです。

マネジメント講座を受講した理由は?

 きっかけは県からのご指名です。継続して受講するのはそれなりに大変ですから、自発的にという方は少ないかも知れませんね。夫婦で2002年から1年間受講しましたが、とても良かったと思います。

受講して良かったことは?

 農業を企業として運営する考え方を学び、“損益分岐点”、“原価管理”等、初めて知ったこともありましたが、よく理解できました。労務管理もできるようになり、労災にも加入しました。「作り手の笑顔が届くいちご作り」という経営理念を掲げました。「笑顔で優しく親切に」をモットーに頑張って行きたいと思います。

今後どんなことに取り組んで行きたいと思われますか?

 観光農園については、1シーズン2万5000人が集客目標です。時期によって、いちごの不足・過剰が生じることがあるので、誘客方法の検討が必要です。また、忙しすぎて新しい技術、考え方を取り入れる時間がないので、私の右腕になるような人材を育てる必要があると思います。これから経営規模を拡大するか、規模は現状維持でどのように収入を増やすか、検討しております。

ありがとうございました。


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